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妖怪漫画の企画を心強い方たちの協力のもと進行中です。 これはその冒頭シーンの1案。(たぶんボツになると思う笑) 舞台は明治。オープニングを飾る落語家は実在した三遊亭圓朝という方がモデルです。 三遊亭圓朝は幕末から明治にかけて活躍した有名な落語家です。 怪談話を得意とされたようですが、時代が明治になると近代化ともに幽霊は信じられなくなり、怪しい現象は「神経症」の類とされたそうです。 このシーンの元になった三遊亭圓朝の「真景累ヶ淵」はそんな時代を圓朝自ら皮肉った落語でと
今月からある師匠のもとで修行をしています。 前回の師匠の講義で、液晶で漫画を描くことの可能性を感じてとてもわくわくしたので、その事を書きます。 私たちはスマホで読む漫画を紙ベースの漫画を縦に並べた縦スクロールと考えがちだけど、実はスマホ漫画にはもっと可能性が秘められています。 一つは色。例えば真っ赤な血が吹き出るコマがあったら、白黒よりもっと感覚的、直接的、瞬間的に血だと脳が認識します。 広大な宇宙空間の奥行きも遠い山の冷たい空気感も、より読者の深層に訴え引き込むこと