スマホ漫画の可能性

今月からある師匠のもとで修行をしています。

前回の師匠の講義で、液晶で漫画を描くことの可能性を感じてとてもわくわくしたので、その事を書きます。

私たちはスマホで読む漫画を紙ベースの漫画を縦に並べた縦スクロールと考えがちだけど、実はスマホ漫画にはもっと可能性が秘められています。

一つは色。例えば真っ赤な血が吹き出るコマがあったら、白黒よりもっと感覚的、直接的、瞬間的に血だと脳が認識します。

広大な宇宙空間の奥行きも遠い山の冷たい空気感も、より読者の深層に訴え引き込むことができるんです。

もう一つは、スマホが誰のポケットにも入っていて本よりもテレビよりも近くにあること。画面は小さくてもこの距離感があれば想像以上の大迫力を作ることができる。

迫力という点でいうと、映像は音や動きがあって漫画より迫力がありますよね。でもスマホサイズに特化して作られてはいない。下手したら映画館で見る映像をスマホを縦にした時の半分の画面で見てる人もいる。でも縦スクロールは違います。画面をフルに使ってスマホに特化した漫画を作れば映像に迫る迫力を出せることができる。

紙を収めるにはもったいないツールがスマホです。絵本に穴をかけて大ヒットした腹ペコ青虫のようにスマホ漫画に風穴を開けたい。

講義中のメモ笑


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